にきびケアのための正しい洗顔法とは?〜洗う回数やタイミング、洗顔料の種類などをご紹介!〜
にきびは過剰に分泌された皮脂・角質により毛穴が詰まることで起こります。毛穴が詰まると、毛穴の中でにきびの原因菌であるアクネ菌が繁殖します。これを放置すると、さらににきびが悪化して、炎症を起こしたり、にきび跡として残ったりする可能性があるため、早めに対処することが大切です。
対処法には医療機関を受診する、セルフケアを行う方法などがありますが、その中の1つに洗顔があります。洗顔には余分な皮脂や汚れを取り除き、毛穴が塞がらないようにすることが期待できるため、正しい洗顔はにきびケアにつながります。
では、正しい洗顔とはどのような方法で行えばよいのでしょうか。
にきびケアのための正しい洗顔法
洗う回数とタイミング
洗顔は何回もすればよいというわけではありません。1日に何度も洗顔すると、肌に負担がかかったり肌トラブルの原因になったりします。また皮脂を落としすぎることで肌が乾燥し、逆ににきびができやすくなることも考えられます。そのため、洗顔の回数は朝と夜に1回ずつ、1日2回までにとどめるようにしましょう。
朝の洗顔は、寝ている間に分泌された皮脂や枕・布団などにより付いたホコリを落とすことが目的です。それに対して夜の洗顔は、日中に分泌された皮脂やメイク・化粧品による汚れを落とすことが目的です。朝と夜で洗顔をする目的は異なり、いずれも欠かさず行うことがにきびのない肌への第一歩となります。
洗顔料の種類
脂性肌の方、つまり皮脂が過剰に分泌されている肌の方は洗浄力がしっかりある洗顔料を選びましょう。一方で敏感肌、つまり通常では刺激にならないものに対して敏感に反応して肌トラブルを起こしやすい肌の方や乾燥肌、つまり通常よりも肌の水分や皮脂が少なく肌が乾燥している方は、洗浄力の強すぎないマイルドなものを選ぶようにしましょう。
洗い方
にきびケアのための正しい洗顔法は以下の手順です。
- 1. 手を洗う
- 2. 洗顔料をしっかり泡立てる
- 3. 顔全体を優しく洗う
- 4. しっかり洗い流す
まずは石けんで手を綺麗に洗い、そのまま水かぬるま湯で顔全体を濡らします。濡れた手に洗顔料を出したら、ぬるま湯を少量加えて泡立てていきます。作った泡を顔全体に乗せたら、泡で包み込むように優しく顔を洗いましょう。皮脂分泌が多く毛穴が詰まりやすい小鼻周りやTゾーンは、指先を使って入念に洗うように心がけるとよいでしょう。
すすぎは人肌程度のぬるま湯で丁寧に行います。洗い残しがないかよく確認したら、タオルで優しく水分を吸い取ります。
洗顔前に蒸しタオルをすることでより高い効果が期待できる
洗顔前にお湯で濡らしたタオルを顔に乗せ、2〜3分間蒸しタオルをするのも効果的です。なぜなら、蒸しタオルによって肌を温めることで毛穴が開き、毛穴の奥の皮脂や汚れを落としやすくなるためです。蒸しタオルをした後は洗顔料をよく泡立てて、優しくマッサージするように洗顔します。
なお、蒸しタオルで温められた肌は普段より水分が蒸発しやすくなっているため、洗顔後はすぐに保湿を行いましょう。保湿には、にきび用の基礎化粧品や低刺激性でノンコメドジェニックと書かれたものがおすすめです。
にきびにおすすめの洗顔料
にきびに効果的な洗顔料にはさまざまな種類がありますが、ドクターズコスメを使ってみるのも1つの方法です。ドクターズコスメとは、医師が関わって作られた化粧品のことで、一般的な化粧品より成分の濃度を高く配合しているなど、より効果が期待できるのが特徴です。お肌の状態にきちんと合ったものを使うことが大切になりますので、必ず医師の指導に従ってご使用ください。
以下では、ルサンククリニック で取り扱っているドクターズコスメを紹介します。
サンソリット スキンピールバー
サンソリット“スキンピールバー”はピーリング石鹸で、古い角質を優しく洗い流して肌のキメを整えます。肌タイプに合わせてさまざまな種類が展開されており、価格も2,000円台~5,000円台まで幅広く用意されています。
なかでも、にきびに悩む方におすすめなのは、スキンピールバー ティートゥリーです。角質ケア成分AHAはもちろんのこと、整肌成分“ティートゥリーオイル”が配合され、にきび予防に効果的です。
plus RESTORE 洗顔各種
plus RESTOREは皮膚科治療を行った前後のデリケートな肌に使用できるドクターズコスメです。洗顔時の摩擦を防ぎつつ、しっかりと汚れを落とせる洗顔料を取り扱っています。洗顔料であれば、3,080~4,000円程度で購入が可能です。
なかでも、“クレンジングソープ泡ホームケア”はメイクも落とせる洗顔料で、にきびにお悩みの方にもおすすめです。
自分にあった洗顔法については医師に相談を
洗顔はにきびケアにおいて重要な役割を果たします。なぜなら、にきびは皮脂が過剰に分泌されることや角質によって毛穴が詰まることで発生するため、洗顔で皮脂や汚れなどを取り除いて毛穴が詰まらないようにすることが大切なのです。ただし、にきびを治すには洗顔だけではなく種類や肌の状態に応じた治療を行うことも大切です。皮膚科では主に塗り薬や飲み薬が処方され、これらは保険診療で行うことも可能です。しかし、このような治療でも治らない場合には、化粧品や保険診療外の治療を併用することで効果を得られることがあります。そのため、気になることや不安があれば皮膚科を受診し、医師に相談するとよいでしょう。
ルサンククリニックでは医師がにきびの状態や悩みを丁寧なカウンセリングを行い、本人に適切した治療法を提案します。初回は無料でカウンセリングを受け付けているため、お気軽にお悩みをご相談ください。
治療の流れ
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診療の予約 (WEBは24時間受付中)
お電話または、 WEBにてご予約ください。
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ご来院
当院までご来院ください。
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医師・専門スタッフによるカウンセリング・診察
専門カウンセラーによるカウンセリング、医師による診断を行います。 このときにVISIA®による肌診断を行います。
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洗顔・施術
肌状態の診断、施術方針が確定しましたら医師、看護師が施術を行います。 施術中はメイクを落としてから行うため、パウダールームにて洗顔を行います。
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スキンケア・メイク
施術後、再びパウダールームにてスキンケアを行っていただきます。 肌が敏感になっているため、紫外線対策が重要です。施術後も日焼け止めをするようにお願いいたします。