ゼオスキンとはどんな化粧品なの？〜ほかの化粧品との違いや代表的なプログラムとは〜

ゼオスキンの特徴

ゼオスキンとは正式名称を“ZO SKIN HEALTH（ゼオスキンヘルス）”といい、アメリカの皮膚科医ZEIN OBAGI（ゼイン オバジ）が開発した医療機関専売の化粧品シリーズです。

製品には洗顔料や化粧水、美容液、日焼け止めクリームなどがあり、医師の指導の下でその時の肌の状態に合わせ、組み合わせて使用します。肌の状態に合わせて5つのスキンケアプログラム（ゼオスキンサークル）が用意されており、それぞれの状況に合わせて使用する製品を選択します。

通常の化粧品との違い

ゼオスキンは肌表面のケアだけでなく、肌の細胞機能や再生サイクルを整える効果が期待できます。市販の化粧品との違いは、医薬品に該当する成分が配合される点と、成分の濃度が濃いという点が挙げられます。

医薬品とは、治療を目的とし医師の処方が必要となるもののことをいい、ゼオスキンには医薬品に該当する“ハイドロキノン”や“レチノール”“トレチノイン”が含まれています。また、市販の化粧品は配合される成分の濃度が決まっていますが、ゼオスキンでは成分の濃度が濃く、その分より効果が期待できるとされています。効果の高さとしては、市販の化粧品 ＜ 医薬部外品^*＜ 医薬品という順番で考えられています。

^*医薬部外品：厚生労働省から許可を受けた成分が、決められた濃度で配合されるもので、作用が緩和的なものをいう

ゼオスキンの特徴的な成分

ハイドロキノン

メラニン合成酵素“チロシナーゼ”のはたらきを阻害することによって、シミの原因となるメラニン色素が作られることを防ぎます。

レチノール

ビタミンAの一種で新しい細胞が生まれることを促進し、シワの改善に効果があるといわれています。

トレチノイン

ビタミンA誘導体といわれ、皮膚の角質を剥がして再生を促す効果などが期待できます。シワ・ニキビ・シミの治療や毛穴の広がり、緩和などに用いられます。

ゼオスキンの代表的なプログラム

ゼオスキンには、肌の状態に合わせたさまざまなスキンケアプログラムがあります。

セラピューティックプログラム

整肌成分“ハイドロキノン”などを配合したプログラムで、肌が（1）反応期（2）耐久期（3）完成期と次第に変化していく様子を実感できます。さまざまな製品を組み合わせることによって、美容クリームに配合されたハイドロキノンを効率よく浸透させることができるほか、医師の処方が必要なトレチノインを併用して美しく健やかな肌を目指します。

このプログラムではシミやくすみの予防を助け、肌にハリを与えることが期待されます。一方で、反応期にはトレチノインなどの成分によって、皮剥けや乾燥、赤みなどの反応が現れることもあります。

ファンダメンタル5（基本コース）

肌質の改善を希望する方におすすめのプログラムです。（1）GSR（2）光老化ケア（3）紫外線ケアからスキンケアを行います。GSRでは洗顔料や角質ケア用のスクラブ、化粧水などでお肌を整え、光老化ケアでは美容液で老化に負けないお肌をつくり、紫外線ケアで有害な光からお肌を守ります。

なお、ハイドロキノンやトレチノインが含まれないプログラムなので、通常ダウンタイムはありません。

ゼオスキンの購入方法

ゼオスキンの製品は医師の指導のもと選択・使用するため、購入する際は取り扱いのある医療機関でカウンセリングを受ける必要があります。また、ゼオスキンを使用するなかで気になることがあればいつでも相談できるよう、アフターフォローの充実している医療機関を選ぶことも大切です。

ルサンククリニックに相談を 

ルサンククリニックでは“短期ガッツリ集中セット：79,860円（税込）”でセラピューティックと同様の製品セットをご用意するほか、肌悩みに合わせたゼオスキンのセットをご用意しています。

また、医師のカウンセリングからゼオスキン製品の購入、使用後の経過観察までを一貫して実施しています。忙しくてクリニックに行く時間がない方などには、オンラインカウンセリングを実施しており、カウンセリングの場合には診療後商品は自宅に郵送となるため、クリニックに足を運ばずに製品を購入することが可能です。なお、料金はクレジットカードでの支払いができます。ぜひご検討ください。