グラッシュビスタで色素沈着は起きる？注意点や改善について解説！

グラッシュビスタは、まつげが細い、短い、ボリュームがないといったお悩み（睫毛貧毛症）を持つ方のための治療薬です。医薬品のため医師による処方で購入できますが、色素沈着などの副作用が起きることがあります。そこでここでは、副作用や治療法、注意点などについて解説します。

グラッシュビスタで色素沈着が起きる？

グラッシュビスタの主な副作用には、まぶたに起こる色素沈着（黒ずみ）があります。この色素沈着は、一般的にグラッシュビスタの使用を中止すると元に戻る可能性があるとされています。

一方で、まれに使用中止後も色素沈着が改善しない場合もあります。そのため、まずは色素沈着をできるだけ起こさないように、グラッシュビスタの正しい使い方をよく確認することが大切です。

色素沈着以外にも、まぶたや目のかゆみ、目の痛みやしみるような感じがするなど、何かしらの違和感が生じることがあります。

グラッシュビスタは緑内障の治療に使用される点眼薬と同じ成分でできているため、基本的には目に入ったとしても問題はありませんが、上記のような症状が続く場合は、グラッシュビスタを処方してもらった医師やかかりつけ医に相談しましょう。

さらに、目の周りが多毛になったり、黒目（虹彩（こうさい））の色が濃くなったりすることもあります。目の周りの多毛の場合は、色素沈着と同じくグラッシュビスタの使用を中止すれば元に可能性があるとされています。

虹彩の色が濃くなった場合は元に戻らないことがあるとされていますが、この副作用は日本人を対象とした臨床試験では確認されていません。

こうした副作用についても医師とよく相談し、グラッシュビスタのメリットとデメリットを把握したうえで使用しましょう。

色素沈着をできるだけ抑えるためには、正しい使用法を知っておく必要があります。以下では、グラッシュビスタの使用法についてご紹介します。

1：クレンジング・洗顔を行い、顔の皮脂やメイクなどの汚れを落とす

2：付属のブラシにグラッシュビスタを一滴垂らす

3：上まぶたのまつげの生え際に塗布する

4：上まぶた以外の箇所についた薬剤を拭き取る

グラッシュビスタが上まぶた以外の箇所についた場合は、色素沈着の直接的な原因になるため、すぐに拭き取るか洗い流しましょう。

グラッシュビスタを使用する際には、ほかにも以下のような点に注意しましょう。

・コンタクトを装着している場合は、あらかじめ外す

・1日1回を超えて塗布しない

・大量に塗布しない

・1つのブラシを複数回使用しない

グラッシュビスタによる目の周りの色素沈着（黒ずみ）は、使用を止めることで改善される可能性があるといわれています。

使用中止後も色素沈着が治らない、黒ずみが改善されないという場合は、自己判断でケアしたり、放置したりせずに医師に相談しましょう。

グラッシュビスタは厚生労働省に認可されている医薬品のため、睫毛貧毛症の治療で色素沈着などの副作用が起きた場合には“医薬品副作用被害救済制度”という制度を利用できる場合があります。

医薬品副作用被害救済制度とは、薬を正しく使用したにもかかわらず、重篤な副作用などが起こってしまった場合に、治療にかかった医療費の給付を受けることができる制度です。健康被害を受けた方が、直接PMDA（独立行政法人医薬品医療機器総合機構）に請求することができます。

ただし、個人輸入品やその転売と思われる薬品、フリマアプリなどの非正規ルートで購入した場合は適用対象外になるため、必ず医療機関で処方を受け、購入しましょう。

グラッシュビスタはまつ毛を長く、太く変え、ボリュームを増やす効果が期待できる薬ですが、色素沈着などの副作用が起きることがあります。

そのため、使用前にはきちんと医師からカウンセリングを受け、正しい使用法を守るようにしましょう。また、副作用により目やまぶたに刺激や違和感が生じた場合は、すぐに使用を中止して医師に相談しましょう。

ルサンククリニックのオンラインストア“ルサンクストア”では、グラッシュビスタを販売しています。自由診療での処方となり、販売価格はカウンセリングを含み15,000円（税込み）（※定期便契約の場合）となっています。

初回購入時には、無料のカウンセリングを実施。オンラインストアのフォームから、簡単にお申込みいただけます。もちろん、カウンセリング後はご自宅まで商品を発送しますので、来院不要でご購入可能です。

カウンセリングでは、正しい使用方法や使用上の注意などについて医師に直接指導を受けることができ、現在のまつ毛の状態や治療を始めることに対する不安なども相談できます。

グラッシュビスタが気になっている方、治療を始めたい方は、まずはお気軽にカウンセリングのご予約をお申込みください。