アフターピルを自宅に配送してもらうことはできるの?
アフターピルはネット通販で販売されていることもありますが、偽物の可能性などのリスクもあります。また、通販で販売されているアフターピルは海外から個人輸入されたものである可能性が高く、個人輸入した薬剤の転売は薬機法違反となるため、購入者側にもリスクがあると考えられます。そのため、アフターピルを入手したい場合は、医療機関を受診することが基本です。
現在、アフターピルの処方はオンライン診療でも可能となっており、その場合は自宅などで受診し、アフターピルを配送してもらうことが可能です。
オンライン診療でも即日自宅に届くことはあるの?
オンライン診療を行っているクリニックでは、薬の即日発送を行っているケースが見られます。
アフターピルは国内で承認されているノルレボの場合、避妊失敗から72時間以内でできるだけ早いうちに服用する必要があります。服用までの時間と妊娠阻止率の関係は24時間以内で95%、24時間超~48時間で85%、48時間超~72時間で58%と、時間が経過するごとに効果が期待できなくなっていきます。
120時間以内の服用でも効果が期待できるエラという薬もありますが、それでもできるだけ早く服用することが大切です。そのため、オンライン診療の利用は、受診の利便性と配送にかかる時間の両方を考慮して検討するのがよいでしょう。
クリニックによってはバイク便などを使って数時間で配達してくれるところもあります。事前に配達方法や到着までにかかる時間を確認したうえでクリニックを選びましょう。
オンライン診療の流れ
オンライン診療とは、テレビ電話などで医師が症状などを聞いて判断し、薬の処方などを行う診療方法です。アフターピルを処方してもらう場合は、問診で直前の生理や、避妊に失敗した状況などを聞かれ、既往歴や持病に問題なければ処方してもらえることが一般的です。
厚生労働省によるオンライン診療の指針では、オンライン診療は文字や写真、録画した動画のみでやりとりしてはならないとしているため、チャットなどだけで完結するクリニックは避け、テレビ電話などを利用してやりとりできるクリニックを選ぶとよいでしょう。
アフターピルを急ぎで入手したい場合もクリニック選びを慎重に!
通販で販売されているアフターピルは偽物の可能性もあり、転売には違法性もあるため購入にはリスクがあります。そのため、ネット上でやり取りを完結したい場合は医療機関によるオンライン診療を検討するとよいでしょう。
オンライン診療は早くて即日発送、翌日到着の可能性が高いです。クリニックによってはバイク便などによって数時間で届くこともあるため、クリニックを選ぶ際にはよく確認しましょう。
また、日ごろから低用量ピルを服用しておけばアフターピルよりも高い避妊効果が期待できます。低用量ピルの服用を開始したい場合、アフターピル服用後からでもすぐに始められるため、検討してみてはいかがでしょうか。
アフターピルをお探しですか?
アフターピルの避妊効果は服用時間が早いほど高くなります。ルサンククリニックのPills U(ピルユー)は、土日も24時間購入可能なアフタピールのオンライン処方サービスです。