アフターピルを処方してもらうには?
アフターピルは医療機関で問診や必要に応じた検査を受け、緊急避妊が必要であると判断されれば処方してもらえます。なお、問診では、最終月経の時期や日数、普段の生理周期から予想される排卵日、性行為を行った日と避妊方法などを確認されることが一般的です。
併用薬の確認も重要
アフターピルの処方の際、飲み合わせの関係から、すでに別の薬を服用している場合には注意が必要です。
特に肝酵素誘導作用がある薬剤はアフターピルの効果を下げてしまうことがあるため、併用は好ましくありません。同時に服用しなかったとしても、服用中止後28日間はアフターピルの効果を弱める可能性があるとされています。さらに、抗凝固剤(血栓の生成を抑制することで血流をよくする薬)を使用している人がアフターピルを服用すると、抗凝固剤の効果に影響があるとされています。
このように、アフターピル服用時には、ほかの薬との飲み合わせを考慮する必要があるため、受診時に必ず医師に申告しましょう。
オンライン診療でアフターピルを処方してもらうには?
アフターピルを入手する方法は、医療機関に直接足を運んで処方してもらう方法以外にも、オンライン上で医師から診療を受けることで、処方してもらうオンライン診療という方法があります。
厚生労働省が定めるルールでは、オンライン診療ではリアルタイムで診察を行わなければならないという決まりがあるため、録画放送やチャットの文面のやりとりだけでオンライン診療を行うクリニックがあれば注意しましょう。
アフターピルは性交後、一定時間以内のできるだけ早いタイミングで服用することで避妊効果が期待できます。
国内で承認されているノルレボの場合、24時間以内であれば妊娠阻止率は95%、24時間超~48時間以内であれば85%、そして48時間超~72時間以内であれば58%というデータがあります。
また、日本では未承認であるものの、海外では一般的に使用されている「エラ」というアフターピルは、避妊失敗から120時間以内の服用で避妊効果が期待できるとされています。
オンライン診療でアフターピルを処方してもらう場合、配送によって自宅に届くことが一般的です。クリニックによって、受診からアフターピルが届くまでの時間が異なるため、利用時によく確認しましょう。
通販でアフターピルを購入するのは危険!
現在は、オンライン診療を含めた医療機関での診察を受けなければアフターピルを手に入れることは不可能です。そのため、ネット通販で販売されているものは個人輸入品の転売であることが想像できます。
個人輸入した薬を個人的に使用するのではなく、他人に売買することは薬機法に違反します。さらに、通販で販売されているアフターピルは偽造された偽物である可能性や、日本で流通しているものとは成分の含有量が異なり、体に悪影響を及ぼす可能性もゼロではないため、必ず日本の医療機関で処方してもらいましょう。
アフターピルの処方は医療機関で!
アフターピルの処方は医療機関で行われます。直接、産婦人科などに出向いて問診や必要に応じた検査を受けることでアフターピルを手に入れることができます。ほかにも、最近ではオンライン診療を利用して、自宅に居ながらリアルタイムで医師の診療を受ける方法もあります。この場合は、アフターピルは配送によって自宅に届くことが一般的です。
ネット通販でアフターピルが販売されていることもありますが、個人輸入した薬の転売は薬機法違反にあたり、購入する側にとっても危険な行為であると考えられます。そのため、アフターピルを入手する際は、医療機関を直接受診するか、オンライン診療を受けるか、どちらかの方法をとりましょう。
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アフターピルの避妊効果は服用時間が早いほど高くなります。ルサンククリニックのPills U(ピルユー)は、土日も24時間購入可能なアフタピールのオンライン処方サービスです。