アフターピルを飲んだ後には何が起こるの?
アフターピルを飲んだ後には消退出血を含む副作用、その後避妊に成功した場合は生理が起こります。詳細は以下のとおりです。
軽微な副作用
アフターピルの副作用として、悪心、嘔吐、下腹部痛などの胃腸障害 、頭痛、傾眠(軽い意識障害)などの神経系障害や不正出血などの生殖系障害といった症状が見られることがあります。
もし、服用してから2時間以内に嘔吐してしまった場合は、アフターピルの効果が十分に期待できないため、もう一錠アフターピルを服用する必要があります。アフターピルを処方された際に吐き気止めも処方されていれば、医師の指示に従って服用するようにしましょう。
消退出血と生理
アフターピル服用後、副作用の1つとして消退出血が起こる場合があります。消退出血とは、血液中の女性ホルモンが減少し、子宮内膜が剥がれて起こる出血のことで、消退出血が起こるということは避妊に成功した可能性が高いと判断できます。
一方で、そもそも消退出血が起こらない、もしくは消退出血ではなく、不正出血が起こるというケースも考えられます。そのため、次の生理がきてはじめて避妊が成功したと判断できます。
アフターピルを飲んだ後の生理はいつくるの?
アフターピルを飲んだ後は、遅くても本来の生理予定日の1週間以内には生理が来ることが一般的とされています。なお、予定日から1週間以上経過しても生理が来ない場合や、生理が通常よりも軽い場合には、妊娠検査を検討するのがよいでしょう。
アフターピルを飲んだ後の避妊方法とは?
生理が来るまでは、避妊が成功したのか確実な判断ができないため、アフターピルを飲んだ後であっても性交渉は避けるのが望ましいでしょう。具体的には、アフターピルを服用してから12時間以内に無防備な性交があった場合は、再度アフターピルを服用する必要はありませんが、それ以降は避妊をする必要があります。もし、再び避妊に失敗してしまった場合は、アフターピルを連続で服用することもできますが、生理周期に大きく影響を及ぼす可能性があります。
アフターピル以外の避妊手段としては、低用量ピルの服用が挙げられます。アフターピルを服用した翌日からの服用も可能とされていますが、その場合は次回の生理がさらに遅れるため、アフターピルによる避妊の成功を確認したい方は、妊娠検査薬などの使用を検討しましょう。
アフターピルを飲む際の注意点
アフターピルを飲んだ後、薬の併用には十分に注意が必要です。具体的には、肝酵素誘導薬と併用することで、アフターピルの効果が薄くなる可能性があるとされています。
一方で、アフターピルと一緒に摂取することで、アフターピルの作用が強くなりすぎてしまうものもあります。たとえば、グレープフルーツジュースやアルコール飲料、炭酸飲料などです。そのため、アフターピルを水以外で流し込むような飲み方は控えましょう。
アフターピルを飲んだ後も避妊はしっかりと!
アフターピルを飲んだ後は、消退出血などの副作用が起こることがあります。特に消退出血が起こることによって、アフターピルの効果があった(避妊が成功した)と判断できるともいわれますが、消退出血であるのか、もしくは不正出血であるのかは判別が難しいです。そのため、避妊ができているか確実に確認するためには、妊娠検査薬を使用するか、もしくは次の生理を待つ必要があるでしょう。
また、アフターピルを服用すると生理周期に影響を及ぼすとされていますが、遅くても生理予定日から1週間以内に次の生理がくることが一般的です。なお、アフターピルを服用したとしても、その後妊娠しないとは限らないため、服用後は次の生理が来るまで性交を控え、それ以降もきちんと避妊を行いましょう。
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