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ピルの種類で効果は変わる? どんな違いがあるのか、副作用や悩み別に適したピルを解説

ピルの種類で効果は変わる? どんな違いがあるのか、副作用や悩み別に適したピルを解説

ピルは、女性ホルモンである卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2種類を配合した経口避妊薬です。
また、ピルにはさまざまな種類がありますが、種類によって効果は変わってくるのでしょうか? 種類ごとに副作用も変わるのか、悩み別に適したピルがあるのかを医師の監修の下、解説していきます。

医師監修

ピルの種類について

まずは、ピルにはどのような種類があるのか説明していきます。

ピルはホルモンの量によって大きく3つに分けられる

ピルには2種類の女性ホルモンが配合されていますが、1錠に含まれるホルモン量によって高用量ピル・中用量ピル・低用量ピルの3つに分けられます。
それぞれのピルに含まれるホルモン量は以下のようになっています。

高用量ピルは副作用のリスクが高いとされているため、現在では中用量ピルか低用量ピルを用いることが一般的です。

超低用量ピルもある

先ほどピルは大きく3つに分けられるとお伝えしましたが、最近では低用量ピルよりもさらにホルモンの配合量が少ない“超低用量ピル”も使用されることが多くあります。
この超低用量ピルは、ホルモンが30μg未満のものを指します。

よく使われているピルの分類について

大まかなピルの種類について説明しましたが、ピルの種類は細かくさまざまな分類でも分けられます。

ピルの種類と薬剤名・主な使用目的

ピルの種類とよく使われる薬剤名と主に使用されている目的については下記の表を参考にしてください。

このように、ピルの種類は非常に多く、ホルモンの配合量や使用目的が異なるため、一人ひとりの体に合ったピルを選ぶことができます。

さらにピルは第1~4世代と1~3相性に分類される


さらにピルの種類は世代と相性で分類することができます。
世代については、ピルに含まれる黄体ホルモンの種類によって以下のように異なります。

  • 第1世代・ノルエチステロン
  • 第2世代・レボノルゲストレル
  • 第3世代・デソゲストレル
  • 第4世代・ドロスピレノン

また、1~3相性でも以下のように分類されます。

  • 1相性・21日分の実薬に含まれるホルモンの量が一定
  • 2相性・日本では取り扱っていない
  • 3相性・生理周期に近いホルモン配合バランスで、1シート中で3段階配合量が変わる

悩み別に適しているピルの種類

ここからは、悩み別に適したピルの種類を例として挙げていきます。

第1世代のピルは経血の量が少なく、生理痛緩和に適している

生理の量を減らしたい、生理痛をやわらげたいという理由でピルの服用を検討している方も多くいます。
ピルは排卵を抑えるはたらきがあるため、種類を問わず、いずれも生理痛の緩和などに効果が期待できます。しかし、中でもシンフェーズやルナベルなどの第1世代のピルは、特に経血量を減らして、生理痛を緩和させる効果があるといわれています。

第2世代のピルは生理周期をコントロールしやすい

生理が不規則だと、突然生理が来て大事な予定に重なってしまったり、計画を立てづらかったりという課題を感じている人も多いようですが、ピルは生理日のコントロールをできる薬なので、どんな種類でも生理を整えるはたらきがあります。
その中でも、第2世代のトリキュラーなどのピルは、生理周期を調節しやすいといわれています。
トリキュラーは、女性の生理周期で変化するホルモン量に合わせて1シートに含まれるホルモン量が3段階に分かれており、1周期内でのホルモンの総量が少ないため、生理周期を調節しやすいといわれているのです。

第3世代のピルはニキビなどの肌荒れに効果が期待できる

第3世代に分類されるマーベロンなどの低用量ピルには、“デソゲストレル”という黄体ホルモンが含まれています。
この黄体ホルモンは、男性ホルモンを抑えるはたらきがあるため、ニキビなどの肌荒れ改善に効果が期待できるのです。
また、低用量ピルで起こりがちな一時的な肌荒れを起こす作用がもっとも少ないといわれています。

ピルの種類で副作用の程度は変わるのか?

ここでは、たくさんあるピルは種類によって副作用の出方が変わるのかどうかを説明していきます。

第1世代のピル「ルナベル」は血栓症リスクが少ない

ピルの副作用の中でももっとも懸念される方が多いのが“血栓症”です。
血栓症が起こる確率は非常にまれですが、そうした不安がある方は第1世代のピルを選ぶと血栓症のリスクを軽減することができるといわれています。

第2世代のピル「トリキュラー」は不正出血の確率が低い

また、ピルの副作用の中でも不安になってしまう方が多いのが“不正出血”です。
ピル服用による不正出血は、体がピルの成分に慣れていないことが原因のほとんどで、3か月もすれば症状は落ち着いてきます。
しかし、それでも不正出血が起こってしまうのが気になる方は、第2世代のトリキュラーなどが不正出血の確率が少ないといわれているので試してみてもよいでしょう。

第4世代のピル「ヤーズ」はむくみにくい

第4世代のヤーズというピルは、ピル服用で起こりがちなむくみを抗ミネラルコルチコイド作用により抑えられるといわれています。
そのため、ピル服用の副作用によるむくみが心配、またはむくみによる一時的な体重の増加が気になる方はヤーズを検討してみるのもよいでしょう。

自分に適したピルは医師に選んでもらおう

ピルは非常にたくさんの種類があるため、自己判断で選ぶことはせず、改善したい症状や悩みを医師に相談して、自分に合ったピルを処方してもらうことが大切です。
クリニックや病院まで行くのが面倒だという方でも、現在オンライン診療でもピルを処方してもらうことが可能です。
オンライン診療では、自宅で医師の診察を受けたり、ピルなどの処方薬をもらえたりするだけでなく、待ち時間の削減や他人と顔を合わせることもないため、快適に診察を受けることができます。
ピルの服用を考えているけど病院に行くのは嫌という方でも、まずは気軽にオンライン診療で医師に相談してみてはいかがでしょうか。

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