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低用量ピルによる消退出血は休薬期間に起こる? 出血がない場合、妊娠の可能性はあるの?

低用量ピルによる消退出血は休薬期間に起こる? 出血がない場合、妊娠の可能性はあるの?

低用量ピルは1日1錠の服用を続けることで排卵を抑制し、生理が来ない状態を作り出す薬です。
しかし、低用量ピルの休薬期間には生理を止めるはたらきを持つホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)が補われません。そのため、体内のエストロゲン・プロゲステロンの濃度が低下し、一時的に消退出血と呼ばれる出血が起こります。
今回の記事では、低用量ピルの服用で消退出血が起こる時期とその理由、出血がない場合の妊娠の可能性の有無について詳しく解説します。

医師監修

低用量ピル服用時には休薬期間に消退出血が起こる

低用量ピルを服用しているときは、休薬期間になると通常は消退出血が起こります。出血するという点は生理とよく似ていますが、厳密に言うと生理と消退出血は別ものです。
低用量ピルを休薬してからどのくらいで消退出血が起こるのか、また消退出血が起こる理由について詳しく解説します。

休薬期間に消退出血が起こる理由

低用量ピルの服用を始めると排卵が抑制され、子宮内膜が薄くなることにより経血が多く出るような生理はなくなります。
しかし、低用量ピルの服用では休薬期間と呼ばれる、ピルに含まれるホルモンを摂取しない期間(ピルの服用を休む期間)を設けます。
この休薬期間には通常のホルモンを含んだ低用量ピルを服用しないため、子宮内膜が剥がれ落ちることにより“消退出血”と呼ばれる生理のような出血が起こるのです。
この消退出血は本来の生理とは異なり、出血量が少ないことが特徴です。また、この消退出血が起こっても排卵は起きていないため、妊娠することはありません。

消退出血は休薬期間から2~3日で起こる

低用量ピル服用中の休薬期間は合計で7日間あり、個人差はあるものの、休薬期間が始まってから2~3日で消退出血が起こる場合がほとんどです。
28錠タイプの低用量ピルを服用している場合、22日目〜28日目の期間はホルモンを含まない偽薬となっているので、偽薬を2~3粒飲んだタイミングで消退出血が起こります。
消退出血が続く日数は個人差がありますが、通常の生理と同じように5日ほどでしょう。場合によっては生理よりも短くなることもあります。

低用量ピル服用中の正常な消退出血の状態

それでは、低用量ピル服用中に起こる消退出血はどのような状態が正常といえるのでしょうか?
消退出血の程度や日数は個人差があるため、一概に全ての方に当てはまるとはいえませんが、下記のような状態の出血であれば、正常な消退出血と考えられます。

  • 休薬期間に入ってから2~3日で出血が起こる。
  • 出血は5日前後続く場合が多いが、個人によって日数は変わる。
  • 出血量は生理よりも少ない。
  • 生理のような鮮血ではなく、茶色っぽいおりもののような状態。

もし休薬期間が終わっても出血が続いたりする場合や、生理と同じぐらいまたはそれ以上に出血が起こる場合には子宮内膜症などほかの病気の可能性も考えられるため、一度医師に相談したり、診察を受けることをおすすめします。

低用量ピル服用中に消退出血がない場合、考えられる原因

低用量ピルは休薬期間に入ると数日後に自然と消退出血が起こります。もし、休薬期間に入っても出血が起こらなかった場合、妊娠の可能性はあるのでしょうか?
低用量ピルの休薬期間中に消退出血がない原因と対処法について解説します。

低用量ピルの服用で出血量が減少するため

低用量ピルを服用すると出血量を減らすはたらきがあるため、普通の生理の時よりも出血量が減少します。
休薬期間中には消退出血が起こりますが、消退出血の程度や日数には個人差があるため、人によっては出血が少ないと感じたり、出血がなかったりする場合もあります。
この消退出血がないと妊娠したのでは? と思う方もいるかもしれませんが、毎日の低用量ピルを忘れずに服用しているようであれば問題はないでしょう。

妊娠の可能性もゼロではない

休薬期間に消退出血が起こらないケースはまれですが、その場合にはさまざまな理由や原因があります。しかし、低用量ピルによる避妊効果は100%ではないため、場合によっては妊娠している可能性も考えられます。
低用量ピルの服用中に飲み忘れがあったり、飲む時間がずれてしまったりと思い当たるような状況がある場合、低用量ピルによる避妊効果が弱くなっていた可能性も否定できません。
妊娠しているかどうか心配な場合は妊娠検査薬を試してみたり、医師に相談してみたりすることを検討しましょう。

低用量ピル服用中に腹痛を伴う消退出血は起こる?

消退出血が起こると出血するだけでなく、腹痛を伴う場合もあります。低用量ピルの服用を続けると生理痛が軽くなるケースがほとんどですが、それでも腹痛が起こる原因はどこにあるのでしょうか。対処法とともに解説します。

休薬中の消退出血でも生理痛のような下腹部痛が起こる場合がある

低用量ピルの休薬期間中には消退出血が起こりますが、このときにも通常の生理のように下腹部に痛みを感じることがあります。
しかし、低用量ピルを服用している場合、排卵を抑制し出血量を少なくすることができるため、生理のときよりも痛みが軽減されます。

消退出血ではなく不正出血を起こしている場合も考えられる

消退出血が起こる期間であっても、鎮痛剤が必要、あるいは鎮痛剤が効かないほど強い腹痛を伴う出血が起こる場合、子宮内膜症などの病気を疑うこともあります。
いつもと違うような痛みがある出血があったときには、一度医師に相談してみるのもよいでしょう。

不安な場合は医師に相談してみましょう

低用量ピルは休薬期間になると子宮内膜が剥がれ落ちるため、消退出血と呼ばれる出血が起こります。消退出血が起こらないケースはまれで、妊娠している可能性も否定はできないため、気になる場合は医師に相談・診察を受けるようにしましょう。
そのほかにも、消退出血が長く続く、量が変化したなど、低用量ピル服用中の出血に関して相談したいことがあれば、自宅で簡単に診察が受けられる“オンライン診察”を検討してみるのもおすすめです。
「このくらいのことなら病院へ行かなくてもいいかな」と思うような些細なことでも、場合によっては医師への相談が必要な場合があります。産婦人科に足を運ぶのが難しい場合は、まずは気軽にいつでも相談することができるオンライン診療を利用してみてはいかがでしょうか。

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