低用量ピル服用中の生理はどうなる?
低用量ピルを飲むとホルモンバランスが整い、生理周期も整います。低用量ピルを飲んでいるときは、7日間の休薬期間(ピルのタイプによっては偽薬の服用期間)に生理(正確には消退出血)が4~5日程度起こります。さらに、低用量ピルを飲んでいると、通常よりも経血量が少なくなることが一般的です。
生理が終わらない理由(1)副作用
低用量ピルを飲んでいるときに生理(消退出血)が終わらない場合、不正出血が長引いている可能性が考えられます。低用量ピルを飲むと、20%の人に副作用として不正出血が現れるといわれています。
この場合は3シートほど飲み続けると改善されることが一般的なので、低用量ピルを飲み続けても問題ありません。万が一、出血が止まらないまま次のシートを飲む日になってしまってもピルを飲み始めて大丈夫です。
ただし、この不正出血が本当に副作用によるものなのかを判断するには、妊娠やがんなどの病気が原因でないかを調べる必要があります。そのため、生理が終わらない場合は、できるだけ早く医師に相談しましょう。
副作用だったとしても、あまりにも出血が長引いたりする場合はピルの種類が変更されることがあります。飲み忘れや飲む時間の遅れで出血が起こることもあるので、ピルを正しく飲むことも大切です。
生理が終わらない理由(2)妊娠・病気
生理が長引いていて、検査をした結果、妊娠や病気が明らかになることがあります。妊娠の場合は定期的な検診が必要となるので医師の指示に従いましょう。また、その場合は低用量ピルは飲めなくなります。
病気の場合は子宮頸がん、子宮内膜がん、子宮体がん、子宮内膜症、子宮筋腫、腟炎などの可能性があります。経過観察や治療が必要となるため、こちらも医師の指示に従いましょう。子宮頸がん、子宮内膜がんの場合は低用量ピルを服用できません。そのほかの病気の場合も、その後の低用量ピルの服用については医師とよく相談しましょう。
低用量ピル服用中に生理が終わらないときは医師に相談を!
低用量ピルを飲んだら生理(消退出血)が終わらなくなった場合、何らかの原因によって不正出血が止まっていない可能性が考えられます。そのため、まずは原因をつきとめる必要があります。
原因として考えられるのは、副作用、妊娠、病気などです。副作用の場合は3シートほど飲み続ければ解消されることが一般的です。ただし、長引く場合はピルの種類変更が必要かもしれません。
生理が終わらない場合は、できるだけ早く医師に相談しましょう。妊娠や病気が原因だった場合は、検診や治療など適切な対応が必要です。低用量ピルの服用が禁止される場合もあるので、受診後は必ず医師の指示に従いましょう。
ピルをお探しですか?
ルサンククリニックではお仕事やご家庭の都合でご来院が難しい方のために、低用量ピルのオンライン処方サービスPills U(ピルユー)を提供しています。
低用量ピルが10%OFF
定期便だから買い忘れなし
24時間処方可能
1か月あたり
2,430円(税込2,673円)