低用量ピルが「合わない」と思ったときの対処法
低用量ピルを飲んだら、不正出血が起こった、気分が悪くなった、体重が増えたなど、「合わない」と感じる場合、症状が長引く場合は医師に相談するほか、飲み合わせの確認も行うことが大切です。詳しく見ていきましょう。
副作用はしばらく様子を見る
低用量ピルを飲むことで副作用が現れることがあります。低用量ピルの副作用には、不正出血、吐き気、体重増加、頭痛などさまざまな症状があります。ただし、3シートほど飲み続けることで、副作用は改善されることが一般的です。そのため、軽い副作用であればしばらく様子を見てもよいでしょう。副作用と思われる症状が重い、長期間続くといった場合は医師に相談してください。
ピルの種類を変更する
低用量ピルにもさまざまな種類があり、それぞれホルモンが含まれている量が違ったりします。ピルが合わないと感じる場合は、種類を変えることで改善されることもあるでしょう。実際、エストロゲン(女性ホルモンの一種)含有量が少ないピルのほうが副作用を自覚する人が少ないというデータがあります。低用量ピルが合わず、副作用や違和感がしばらく続く場合は医師に相談してみましょう。
飲み合わせが問題ないか確認する
飲み合わせによっては低用量ピルの副作用が強く出たり、体に悪影響を与えたりする薬や食品、成分があります。そのため、以下のような薬や食品、成分と低用量ピルを同時に摂取していないかも確認してみましょう。
- 抗真菌薬(フルコナゾール・ボリコナゾール・イトラコナゾール)
- 解熱鎮痛薬(アセトアミノフェン)
- アルコール
- グレープフルーツ
- ビタミンC
低用量ピルを飲んでいる間も基本的に飲酒は問題ありませんが、同時に飲むと副作用が強く出る可能性があるため、飲む場合は少し時間を空けるようにしましょう。グレープフルーツも同様です。また、ビタミンCは低用量ピルの成分と反応して作用を強くし、血栓症などのリスクも高めるといわれています。特に1日1,000mgを超えるとリスクが高まるため、サプリメントなどは飲まないように気を付けましょう。
低用量ピルが合わないときの代わりの避妊法
低用量ピルが合わず服用をやめることになった場合、代わりの避妊法にはどのようなものがあるのでしょうか。代表的な方法はコンドームなどによるバリア法ですが、子宮内避妊器具を使うという選択肢もあります。
これは、子宮の中に器具を入れることで受精や着床を防ぎ、避妊する方法です。ただし、出産経験がない場合は使えないこともあるので、まずは医師とよく相談する必要があります。
低用量ピルが合わないと思ったら医師に相談を
低用量ピルを飲んだら不正出血が起こった、気分が悪くなった、体重が増えたなど、低用量ピルが合わないと感じる場合は、まず不適切な飲み合わせや副作用の可能性を疑いましょう。特に飲み合わせに関しては、薬や食品、成分によって、低用量ピルと一緒に摂取することで低用量ピルの作用が強く出てしまい、副作用が強くなることがあります。
また、低用量ピルの飲み始めは、副作用としてさまざまな症状が現れることがあります。副作用の場合は3シートほど飲み続ければ改善されることが一般的ですが、場合によってはピルの種類を変更することで改善されることもあります。そのため、低用量ピルが合わないと感じる場合や症状が重い、長引くといった場合は医師に相談してみましょう。
ピルをお探しですか?
ルサンククリニックではお仕事やご家庭の都合でご来院が難しい方のために、低用量ピルのオンライン処方サービスPills U(ピルユー)を提供しています。
低用量ピルが10%OFF
定期便だから買い忘れなし
24時間処方可能
1か月あたり
2,430円(税込2,673円)