低用量ピルのマイナーな副作用とは?
低用量ピルの副作用には、だるさや口内炎、胃痛(腹痛)のほか、発疹、にきび、しみ、かゆみ、むくみ、体重増加、血圧上昇、動悸、食欲不振、下痢、便秘、めまい、気分が落ち込む、視力障害など、さまざまな症状があります。
これらのマイナーな副作用に関しては、発生率は0.5~5%といわれています。こうした副作用は、3シートほど飲み続ければ改善されてくることが一般的です。
ただし、だるさ(倦怠感)のほか、黄疸(白目や皮膚などが黄色になる症状)、かゆみ、食欲不振がある場合は、肝障害などが起きている可能性があるため注意が必要です。この場合は服用を中止する必要があるため、すぐに医師に相談しましょう。
また、最初に紹介したマイナーな副作用も症状が重い、長引くという場合は医師に相談をしましょう。
低用量ピルの副作用を予防・改善する方法とは?
低用量ピルの副作用は、飲み続けると改善されることが一般的です。ただし、副作用が起こる原因がほかにある場合や、ピルの種類を変更することで副作用が改善される場合もあるため、副作用の予防法・改善法についても知っておきましょう。
飲み合わせに問題がないか確認する
低用量ピルと同時に取ることで、低用量ピルの副作用が強く出ることがある薬、成分、食品があります。以下のようなものを同時に摂取していないか確認しましょう。
- 抗真菌薬(フルコナゾール・ボリコナゾール・イトラコナゾール)
- 解熱鎮痛薬(アセトアミノフェン)
- アルコール
- グレープフルーツジュース など
アルコールも低用量ピルも肝臓で分解されるため、同時に飲むと低用量ピルの成分が分解されづらくなり、血中濃度が高まることで副作用も強く出る可能性があります。低用量ピル服用期間中の飲酒自体に問題はありませんが、低用量ピルをお酒で流し込むような飲み方はやめましょう。
また、グレープフルーツに含まれるフラノクマリンという成分は、腸内で作用して低用量ピルの血中濃度を高くしてしまい、副作用の増幅につながることがあります。
ピルの種類を変える
ピルにはさまざまな種類があり、それぞれホルモン含有量などが違うため、体質によっては副作用が起こってしまう場合があります。そのため、ピルの種類を変えることで副作用が解消されることもあります。
副作用の症状が重い、長引いている場合はピルの種類変更が検討されることもあるため、医師に相談してみましょう。
低用量ピルの副作用が気になる場合は医師に相談を!
低用量ピルにはさまざまな副作用があり、吐き気や頭痛、乳房痛、不正出血など、服用者の5%以上に起こるとされているメジャーな副作用以外にも、0.5~5%程度の確率で、だるさ、口内炎、胃痛(腹痛)のほか、発疹、にきび、しみ、かゆみ、むくみ、体重増加、血圧上昇、動悸、食欲不振、下痢、便秘、めまい、気分が落ち込む、視力障害などの症状が現れることがあります。
こうした副作用が気になる場合は、まず飲み合わせに問題がないか確認してみましょう。併用薬や同時に摂取した食べ物、飲み物によっては、低用量ピルの副作用を強くしてしまうものもあります。
また、場合によってはピルの種類を変更することで、副作用が改善されることもあります。症状が重い、長引くといった場合は医師に相談してみてください。
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