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低用量ピルとアセトアミノフェンの飲み合わせは? バファリンやロキソニンのような市販の痛み止め(鎮痛剤)の併用は問題なし?

低用量ピルとアセトアミノフェンの飲み合わせは? バファリンやロキソニンのような市販の痛み止め(鎮痛剤)の併用は問題なし?

低用量ピルの服用中に痛み止め(鎮痛剤)を飲んでも問題ないのでしょうか? 実は、併用すると痛み止め(鎮痛剤)や低用量ピルの効果に影響が出ることもあるため、注意が必要なものもあります。そこでここでは、低用量ピルと痛み止め(鎮痛剤)の併用や、その他の薬との併用について詳しく解説します。

医師監修

低用量ピルと痛み止め(鎮痛剤)の併用は問題ない?

基本的に、市販薬で低用量ピルと併用できないものはありません。そのため、バファリンやロキソニンも併用は可能です。ただし、バファリンは種類によってアセトアミノフェン、イブプロフェン、アスピリンなどの鎮痛成分が使い分けられていて、注意が必要な場合があります。

特にアセトアミノフェンは、低用量ピルとの併用が禁止されているわけではありませんが、低用量ピルの作用を強くしたり(副作用が強く出る可能性がある)、アセトアミノフェンの作用を弱くしたりする可能性があります。そのため、併用したい場合は念のため医師や薬剤師に相談すると安心です。

また、処方薬にもカロナールなどの名前で、アセトアミノフェン配合の痛み止め(鎮痛剤)があります。こちらも処方時に低用量ピルを飲んでいることを医師に伝え、併用しても問題ないか相談しましょう。

低用量ピルとの併用に注意が必要な薬もある!

痛み止め(鎮痛剤)以外でも、低用量ピルと併用することでピルや併用した薬の効果、体調に影響が出る薬もあるため注意が必要です。

低用量ピルと併用してはいけない薬の代表例は、C型肝炎の治療薬であるヴィキラックス配合錠です。この薬は、低用量ピルと併用すると肝機能に影響が及ぶことがあるため、低用量ピルを飲み始める場合は、ヴィキラックス配合錠を服用し終えてから2週間以上待つ必要があります。

そのほか、禁止されているわけではありませんが、低用量ピルと併用することでピルや併用した薬の効果に影響が及ぶものがあります。低用量ピルや併用した薬の効果が低下する薬、作用が強まる薬の例を挙げて説明します。

併用すると低用量ピルの効果が低下する薬

以下のような薬と低用量ピルを併用すると、低用量ピルの代謝が早まったり、吸収が抑えられたりして、低用量ピルの効果が低下する場合があります。

  • 抗てんかん薬
  • 抗結核薬
  • HIV感染症の治療薬
  • ボセンタン(肺高血圧の治療薬)
  • モダフィニル(睡眠障害の治療薬)
  • 一部の抗生物質(細菌感染症の治療薬) など

併用すると低用量ピルの作用が強まる薬

以下のような薬を併用することで、低用量ピルの作用が強まる(副作用が強く出る可能性がある)ことがあります。

  • アセトアミノフェン(解熱鎮痛薬)
  • フルコナゾール・ボリコナゾール・イトラコナゾール(水虫やカンジダ症などの治療に使う抗真菌薬) など

併用すると併用した薬の効果が低下するもの

以下のような薬と低用量ピルを併用すると、併用した薬の効果が低下することがあります。

  • 血糖を下げる薬
  • モルヒネ(医療用麻薬)
  • アセトアミノフェン(解熱鎮痛薬)
  • Gn−RH誘導体(子宮内膜症などの治療薬)
  • スルフォンアミド系薬剤(やけどや膣炎の治療に使う抗菌薬)
  • 抗てんかん薬 など

併用すると併用した薬の作用が強まるもの

以下のような薬と低用量ピルを併用すると、薬の代謝が抑えられて、併用した薬の作用が強まる(副作用が強く出る可能性がある)ことがあります。

  • 三環系抗うつ薬
  • 副腎皮質ホルモン(ステロイド=肺炎、アレルギー疾患などの治療薬)
  • シクロスポリン(臓器移植の際やアトピー性皮膚炎などの治療に使う免疫抑制剤)
  • セレギリン塩酸塩(パーキンソン病の治療薬)
  • テオフィリン(ぜんそくの薬)
  • オメプラゾール(胃酸を抑える薬) など

低用量ピルと痛み止め(鎮痛剤)の併用は医師に相談を!

低用量ピルと痛み止め(鎮痛剤)の併用は禁止されていませんが、成分によっては低用量ピルや痛み止め(鎮痛剤)の効果に影響が出る可能性があります。

特にアセトアミノフェン配合の薬には注意が必要です。併用したい場合は、念のため医師や薬剤師とよく相談しましょう。

アセトアミノフェン以外にも併用に注意が必要な薬はあります。万が一、低用量ピルと一緒に飲んでしまった場合は、服用後一週間程度は別の避妊法も行うようにすると安心です。

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